土用の丑の日が近づいてきました。
土用の丑の日といえば、ウナギですよね。(^_^)
最近はめっきり高くなってしまって手が出にくくなりましたが、それでも夏バテ防止の為にも食べたい一品です。
土用の丑の日というのは夏だけのものではなく、1年に4回あります。
「土用」というのは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことで、この18日間に干支を振り分けていき、丑の日にあたるのが「土用の丑の日」になります。
なので、季節毎に土用の丑の日はやってきます。
この夏の「土用の丑の日」にウナギを食べる習慣は平賀源内が考え出したのは有名な話です。
ある時、平賀源内は知り合いのウナギ屋から暑い夏にウナギが売れないのでどうにかしてほしいと相談を受けます。
平賀源内は「土用の丑の日にウナギを食べると元気になる」というフレコミをするように知恵を授けます。
ウナギ屋がその通りにすると、ウナギが大変売れたそうで、その時からこの習慣は始まったのです。
ただ、全くの嘘ということはなく、季節の変わり目の「土用」は体調を崩しやすく、ウナギは滋養にも効果がある食べ物なのです。
知恵者の平賀源内にとってもこの習慣が200年以上も経った今でも続いており、ウナギが絶滅危惧種になるとは思っていなかったでしょうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿